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【2027年問題】蛍光灯の製造終了はもう始まっている|法人が今すぐ取るべきLED切替えの全知識

2026/04/21

2027年問題 最新情報

【2027年問題】蛍光灯の製造終了はもう始まっている
法人が今すぐ取るべきLED切替えの全知識

2023年の水俣条約COP5で決定した蛍光灯の製造・輸出入禁止。日本国内でもすでに2026年1月から段階的な規制が始まっており、市場では値上げと品不足が加速しています。本記事では、法人のご担当者様が押さえておくべき最新情勢と、蛍光灯からLEDへの切替えを成功させる実践的な知識を解説します。

公開日: 2026年4月 / 茨城県取手市・エスプランニング株式会社

蛍光灯「2027年問題」とは?法人担当者が知っておくべき最新情勢

オフィス・工場・倉庫・店舗の照明として長年使われてきた蛍光灯は、2027年末までに製造と輸出入が全面的に禁止されます。これは「水銀に関する水俣条約 第5回締約国会議(COP5)」で2023年11月に合意された国際的な決定で、日本国内でもすでに法整備が進み、段階的な規制が始まっています。

しかし、日本照明工業会が2024年2月に実施した1万人インターネット調査では、この事実を「知らない」と回答した方が86.4%にのぼりました。その後、業界団体や環境省による広報強化を経ても、2025年時点の認知度は約40%程度にとどまっており、依然として過半数が認識していない状況です。法人のご担当者様でも、「まだ先の話」「いざとなれば買えるだろう」と思われている方が多いのが実情です。ここでは今、何が起きているのかを整理します。

水俣条約により2027年末で一般照明用蛍光灯の製造・輸出入が禁止

水俣条約は、水俣病の原因となった水銀による健康被害と環境汚染を防ぐための国際条約で、現在147カ国・地域が加盟しています。2023年11月に開催されたCOP5で、直管蛍光灯・環形蛍光灯・電球形蛍光灯を含むすべての一般照明用蛍光ランプについて、2027年末までに製造と輸出入を禁止することが合意されました。

蛍光灯には微量ながら水銀が含まれており、適切に処理されないまま廃棄されると土壌や水源を汚染するリスクがあります。LED照明の普及が世界的に進んだことを背景に、今回の全面禁止が決定されました。

2026年1月から水銀汚染防止法施行令改正がすでに施行中

日本国内では、2024年12月24日に「水銀による環境の汚染の防止に関する法律施行令の一部を改正する政令」が閣議決定され、2024年12月27日に公布。これにより、2026年1月1日以降、蛍光ランプの種類ごとに段階的に製造・輸出入が禁止されています。

蛍光灯の種類 製造・輸出入禁止日 現在のステータス
電球形蛍光ランプ(30W以下) 2026年1月1日 すでに製造禁止
コンパクト形蛍光ランプ 2027年1月1日 販売は在庫限り
直管蛍光ランプ(ハロリン酸塩系・一般タイプ) 2027年1月1日 販売は在庫限り
直管蛍光ランプ(三波長系・高効率タイプ) 2027年12月31日 順次生産終了へ
環形蛍光ランプ 2027年12月31日 順次生産終了へ

ポイント

禁止されるのは「製造」と「輸出入」であり、既存器具の使用や流通在庫の販売は継続可能です。ただし、新品の製造が止まるため、市場在庫は早晩枯渇します。

蛍光灯メーカーはわずか3社、すでに相次ぐ値上げ

現在、日本国内で蛍光灯を製造している主要メーカーはパナソニック・東芝ライテック・ホタルクスの3社のみです。パナソニックは2027年9月末で生産終了を発表済みで、70年以上続いた蛍光灯生産に幕を下ろします。

原材料価格の高騰、物流コスト、海外での人件費上昇を理由に、3社とも過去数年で繰り返し値上げを実施しています。一部の直管蛍光灯はすでに2025年6月時点で生産終了となっており、「F」で始まる品番や「3波長形」「EX」表記のある製品から順に市場から姿を消しつつあります。

国内LED化率は59.8%|業界目標に遅れ、4割は蛍光灯のまま

日本照明工業会の発表によれば、2024年4月時点の国内LED照明普及率は59.8%。同工業会は2025年までに70%、2030年までに100%の普及を目標として掲げていましたが、担当者は「足元の状況を見ると2025年の目標には届かない見込み」と述べています。つまり、国内の照明のうち約4割は、いまだに蛍光灯など従来光源のままというのが現状です。

さらに興味深いのが、パナソニックが2024年に実施した意識調査です。「蛍光灯からLED照明に替えていない理由」の上位は以下の通りでした。

LED未交換の理由 回答率
交換が面倒だから 25.9%
特に理由はない 25.2%
価格が高いから 24.2%
賃貸住宅なので交換できない 20.1%

合計で半数以上が「面倒」「なんとなく」という明確な理由なき先送りになっていることがわかります。しかし、2026年に規制が段階的に始まった今、この「先送り」は現実的なリスクに変わり始めています。

「まだ大丈夫」は危険|動かない企業が直面する6つのリスク

「今の蛍光灯が切れてから考えればいい」という姿勢は、2026年以降は通用しません。駆け込み需要のピークが迫るなか、動きが遅い企業ほど不利な立場に追い込まれるのが今の市場状況です。主なリスクを6つに整理しました。

RISK 01

電気工事業者が捕まらない

2027年末に向けた駆け込み需要で電気工事の予約が殺到。電気工事士の高齢化・人手不足も深刻化しており、「頼みたいのに誰も空いていない」事態が予想されます。

RISK 02

LED製品も供給不足・値上げ

EUでは2023年の蛍光灯販売禁止時、LED需要が急増し供給が逼迫しました。日本でも樹脂・鋼材などの材料高騰により、LED自体の値上げも続いています。

RISK 03

安定器の経年劣化による発火

蛍光灯照明器具の適正交換時期は8~10年とされ、これを超えると故障率が急上昇します。寿命末期には絶縁材料の劣化で異常過熱が発生し、発火・発煙事故につながる可能性があります。

RISK 04

電気代削減機会の逸失

蛍光灯(ランプ40W+安定器ロス約36W)を直管LED(約18W)に切替えると、消費電力を最大で約76%削減できます。資源エネルギー庁のデータによると、オフィスの電力消費の約24%は照明由来。切替え遅延は毎月の固定費増に直結します。

RISK 05

産業廃棄物処理コスト増加

使用済み蛍光灯は2017年の廃棄物処理法改正で「水銀使用製品産業廃棄物」に指定されています。処理手続きの手間と費用は今後さらに上昇する見通しです。

RISK 06

施設稼働への直接的な支障

交換用の蛍光灯が入手できなくなれば、暗いままの現場で業務継続を強いられます。工場・倉庫・店舗では照度基準を満たせず営業に支障が出ることも。

蛍光灯からLEDへ切替える2つの方法|法人での選び方

蛍光灯からLEDへの切替えには、大きく分けて2つの方法があります。設備の状況・予算・今後の運用方針に応じて、最適な方法を選ぶことが重要です。

方法① 器具ごと丸ごと交換(LEDベースライトへの更新)

既存の蛍光灯器具を取り外し、LED一体型ベースライトへ新規に交換する方法です。現在設置されている器具が10年以上経過している場合、安定器の劣化が進んでいる可能性が高いため、安全性の観点からもこの方法が推奨されます。

初期費用は直管LEDランプへの置換よりも高くなりますが、省エネ性能が最も高く、長期的なランニングコスト削減効果も大きいのが特徴です。新築や大規模リニューアルではこちらが標準的な選択肢となります。

方法② 直管LEDランプへの置換(バイパス工事)

既存の蛍光灯器具を活かしつつ、ランプ部分のみをG13口金対応の直管LEDランプに交換する方法です。器具本体は残すため初期費用を大幅に抑えられ、1本あたりの電気代削減効果も期待できます。

工事には電気工事士の資格が必要です

直管LEDランプに交換する際は、安定器を取り外す「バイパス工事」が必要になります。この工事は電気工事士の有資格者しか実施できません。また、製品選定時は日本照明工業会の安全規格「JLMA301」準拠品を選ぶことで、発煙・発火リスクを大幅に低減できます。

比較表|自社の用途に合うのはどちら?

  器具ごと交換(LEDベースライト) 直管LED置換(バイパス工事)
初期費用 高め(本体+工事) 低め(ランプ+配線工事のみ)
工事期間 やや長い 短い
省エネ効果 最大 大(蛍光灯比 約50~76%削減)
寿命 約40,000時間 約30,000~40,000時間
向いているケース 器具が古い/新築/大規模改修 器具が比較的新しい/コスト最優先

エスプランニングが選ばれる3つの理由

エスプランニング株式会社は2011年創業、茨城県取手市を拠点に法人向けLED照明・サイネージ・3Dホログラムディスプレイを扱う照明ソリューション企業です。2027年問題を前にした今、多くの法人様から選ばれている理由をご紹介します。

01

受注生産で短納期対応

蛍光灯は受注生産体制を敷き、大手メーカーで入手困難な品番も短納期でご提供可能。納期回答が出ない発注案件もまずはご相談ください。

02

蛍光灯もLEDも両方揃う

LED化までのつなぎとして蛍光灯の補充が必要な場合も、将来に向けたLED切替えも、ワンストップでご相談可能。段階的な移行計画をサポートします。

03

大量発注大歓迎

工場・倉庫・オフィスビル・店舗チェーンなど、100本以上の大口案件を得意としています。数量に応じた特別価格のご提案も可能です。

「大手で断られた発注」もご相談ください

2026年後半から2027年にかけては、大手メーカー製の蛍光灯・LEDランプは供給遅延が続くことが予想されます。エスプランニングでは独自の仕入れルートと受注生産体制により、柔軟な納品体制を維持しています。「他社で納期が出なかった」案件も、まずは一度ご相談ください。

取扱製品ラインアップ

直管蛍光灯 FLR40/FHF32 シリーズ

現行設備のままで運用を継続したい法人様向けに、直管蛍光灯も4タイプをご用意しています。PSE認証取得済み、定格寿命12,000時間以上、1年保証で安心してお使いいただけます。受注生産体制のため、最低発注本数は100本からとさせていただいております(在庫状況により最低発注数を変更する場合があります)。

直管蛍光灯 FLR40/FHF32

受注生産・短納期対応
型番 タイプ 消費電力 全光束 演色CRI
FLR40SW/M/36 一般形 40W形 36W 2850/2710/2480lm >70
FLR40SW/M/36P 防飛型 40W形 36W 2770/2630/2530lm >80
FLR40SEX-N/M/36 三波長 40W形 36W 3450/3100lm >88
FHF32EX-N-HX2 インバーター 32W形 32W 3450/3270lm >84

共通仕様: 入力電圧AC100V / ランプホルダーG13 / 色温度 4200K(W)・5000K(N) / 材質ガラス / 屋内使用 / 定格寿命12,000時間以上 / 保証1年
※受注生産のため最低発注本数100本から(在庫状況により最低発注数を変更する場合があります)

直管LEDランプ SHL/NSHLシリーズ|オフィス・工場・倉庫の定番

オフィス・店舗・工場・倉庫・スポーツクラブ・学校・病院・介護施設など、幅広い屋内施設の照明更新に最適な直管LEDランプです。広配光210°で下方向に光を届ける、従来の蛍光灯に近い使用感を実現しました。

オフィス
店舗
工場・倉庫
スポーツクラブ
幼稚園・保育園
学校
病院・介護施設

直管LEDランプ SHL/NSHLシリーズ(10~110型)

3年保証・広配光210°
型番 タイプ 消費電力 光束 発光効率 サイズ
SHL030 FL10形 6W 720lm 120lm/W Φ26×330mm
SHL045 FL15形 8W 960lm 120lm/W Φ26×436mm
SHL063 FL30形 12W 1,440lm 120lm/W Φ26×630mm
SHL083 FL32形 15W 1,800lm 120lm/W Φ26×830mm
NSHL060/6 FLR20形 6W 1,080lm 180lm/W Φ26×580mm
NSHL120/12 FHF32形 12W 2,450lm 204lm/W Φ26×1198mm
NSHL120/18 FHF32形(高出力) 18W 3,300lm 183lm/W Φ26×1198mm
NSHL240SP FL110形(2分割) 35W 6,000lm 171lm/W Φ26×2367mm

SHL/NSHLシリーズの主な特長

  • 広配光210°・高均一な光|下方向中心に光を届ける、蛍光灯に近い配光設計
  • 最大発光効率183lm/W(NSHL120/18)|業界トップクラスの高効率
  • 豊富なラインナップ|FL10/FL15/FLR20/FL30/FL32/FHF32/FL110まで7タイプ対応
  • CSIPR11/15/22準拠(ノイズ国際規格)|精密機器・医療機器のある環境でも干渉を抑制
  • 演色性Ra80以上|自然で見やすい光、学校・病院・介護施設にも適合
  • 2分割タイプあり(NSHL240SP)|110型の長尺ランプも運搬・交換が容易、壊れた半分だけ交換可能
  • 内蔵電源・片側給電|G13口金で既存器具との互換性が高い(R17d対応モデルあり)
  • 3年間のメーカー保証|長期運用でも安心

360°発光 直管LEDランプ FSシリーズ|看板・両面照明に

看板・両面看板・吊り下げ照明など、全方向に光を届けたい用途向けの特殊タイプです。LEDをひし形に配置した4面発光構造で360°配光を実現。さらにIP65の防水・防塵性能-20℃~60℃の広温度対応で、屋外看板や冷凍倉庫など過酷環境にも対応します。

360°発光 直管LEDランプ FS060/063/083/120

3年保証・IP65
型番 タイプ 消費電力 光束 サイズ
FS060 20W形 9W 1,350lm Φ26×580mm
FS063 30W形 11W 1,650lm Φ26×630mm
FS083 32W形 14W 2,100lm Φ26×830mm
FS120 40W形 18W 2,700lm Φ26×1198mm

FSシリーズの主な特長

  • 4面発光で360°配光|看板・両面看板・吊り下げ照明など全方向配光が必要な用途に最適
  • 40W形蛍光灯を18Wで代替|ランプ単体比で約55%、安定器ロスを含む実消費電力比では最大約76%の削減効果
  • IP65の防水・防塵性能|屋外看板・半屋外倉庫でも安心
  • -20℃~60℃対応|冷凍倉庫から酷暑の工場まで広温度環境で稼働
  • フリッカーレス・ノイズレス|長時間の作業・撮影環境でも目の負担を軽減
  • CSIPR15認証(ノイズ国際規格)|精密機器のある環境でも干渉を抑制
  • アルミ製で高い放熱性|LED寿命を延ばし、長期安定運用を実現
  • 3年間のメーカー保証|直管LEDとしては業界最長クラスの保証期間

LEDランプは少量からのご注文も可能

SHL/NSHLシリーズおよびFSシリーズの直管LEDランプは、少量からのご注文から大口の一括発注まで幅広く対応しています。特に100本以上の大量発注は弊社の得意とするところで、数量・仕様に応じた特別価格のご提案も可能です。工場・倉庫・オフィスビル・店舗チェーンの一括切替えをご検討の法人様、ぜひお気軽にご相談ください。

よくあるご質問(FAQ)

2028年以降も今使っている蛍光灯は使い続けられますか?
はい、使用自体は禁止されません。禁止されるのは「新規の製造」と「輸出入」のみで、既存器具の継続使用や在庫品の売買は可能です。ただし、新品の供給が止まるため、壊れた時点で代替品を入手できないリスクがあります。
蛍光灯の少量注文は可能ですか?
蛍光灯(FLR40/FHF32)は受注生産体制のため、最低発注本数は100本からとさせていただいております。ただし在庫状況により最低発注数を変更する場合がありますので、本数とご希望納期を添えてお問い合わせください。
直管LEDランプは工事なしで蛍光灯と交換できますか?
基本的には電気工事士による「バイパス工事」(安定器の切り離し)が必要です。工事なしで取り付けられるタイプも一部ありますが、既存器具との相性や安全性の観点から、JLMA301規格準拠の製品+電気工事士による施工を強く推奨します。
LED化でどれくらい電気代が削減できますか?
40W形蛍光灯(ランプ+安定器ロスを含む実消費電力約76W)をNSHL120/18(18W)に置き換えた場合、消費電力は最大で約76%削減されます。電気料金単価27円/kWh、1日10時間×年250日稼働で計算すると、1本あたり年間約3,900円の電気代削減が見込めます。100本規模の施設なら年間約39万円の削減効果です(※実際の効果は使用条件・契約プランにより変動します)。
エスプランニングでは工事も依頼できますか?
はい、製品のご提供に加え、提携電気工事業者による設置工事までワンストップでご対応可能です。現場調査・照度シミュレーション・お見積りもお気軽にご相談ください。
大量発注の場合、価格は相談できますか?
はい、100本以上の大量発注や複数拠点一括切替えの案件は弊社の得意分野です。数量・仕様・納期に応じて特別条件でのご提案が可能です。工場・倉庫・オフィスビル・店舗チェーンなど、大口のご相談を歓迎いたします。
納期はどれくらいですか?
受注生産体制により、大手メーカーで納期が出ない案件も短納期でご対応いたします。具体的な納期は数量・仕様・時期によって変動しますので、お見積り時にご案内いたします。2027年末に向けて駆け込み需要が発生する前に、早めのご相談をおすすめいたします。

2027年末が近づくほど、動けなくなります

蛍光灯の補充から、将来に向けたLEDへの計画的な切替えまで。
エスプランニングが受注生産体制と提案力でサポートいたします。
まずは現状のヒアリングだけでも、お気軽にご相談ください。